皆さんは、アスタキサンチンを知っていますか?
わたしはここ数ヶ月、とにかくニキビがひどく、何か有効な成分はないかと調べて見つけたのがアスタキサンチンです。
美肌だけに良いのか?と思いながら見ていくと、その効果は様々で、これはぜひいろんな人に知ってもらいたい!!と思ったので記事にしてみました。
アスタキサンチンとは?
アスタキサンチン(astaxanthin)は、赤色の天然色素であり、β-カロテンやリコピンなどと同じくカロテノイド(黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群)の一種です。
主に鮭やエビ、カニなどの魚介類に多く含まれていて、「海のカロテノイド」とも呼ばれています。
ビタミンCの約6000倍もの抗酸化作用を持ち、健康へのサポートや美容にも効果が期待されています。
また、アスタキサンチンはサプリメントや健康食品、スキンケア用品にも配合されています。
アスタキサンチンの効果は?
美肌効果
アスタキサンチンは肌の弾力やシミ・シワの改善に期待されています。
経口摂取と皮膚への塗布を組み合わせることで、頬の質感や目尻のシワ、弾力性が改善されることが示されています。
筋疲労を緩和してくれる
激しい運動をしたら、活性酸素の発生が促されます。
その活性酸素がアスタキサンチンの抗酸化作用により、筋肉疲労を緩和させます。
運動後の炎症反応を抑えることで、筋肉の健康をサポートします。
加齢による筋力低下の抑制
アスタキサンチンは加齢に伴う筋肉量の減少や筋力低下を抑制する効果が期待されています。
酸化ストレスの防止や骨格筋の調節などが関連しています。
筋持久力の向上
アスタキサンチンは筋肉の持久力をアップさせる効果が報告されています。
運動時の体脂肪の減少を促進し、持久力を向上させる可能性があります。
持久力が必要なスポーツをしている人に良い影響があるかもしれません。
精子の質を改善する
アスタキサンチンは男性不妊に対する効果も報告されています。
摂取することにより、精子の運動率を改善し、精子の酸化ストレスから守ってくれる効果があります。
脳にいい影響がある
アスタキサンチンには脳の血管を若々しく保つ効果があります。
高血圧や脳梗塞、脳出血の原因となるLDLコレステロールの酸化を防ぎます。
また、アスタキサンチンを継続して摂取すると、精神的な疲労が軽減されるという研究結果があります。
頭を使って疲れが取れない時のために、アスタキサンチンを摂取するといい影響がありそうです。
眼にいい影響がある
飛蚊症などの加齢に伴う眼の症状のほか、眼精疲労にも効果的であるといわれています。
紫外線も目の老化に影響を与えます。
アスタキサンチンは強力な抗酸化作用を持ち、目の老化を防ぐ助けになります。
アスタキサンチンの肌への効果
美白効果
アスタキサンチンはメラノサイト(メラニンを作り出す細胞)の活性化を抑制する効果があります。
これにより、紫外線による肌の黒さを抑え、美白効果をもたらします。
特に日焼けしやすい方やシミを予防したい方におすすめです。
シミへの効果
アスタキサンチンはメラノサイトの活性化を抑制し、メラニン色素の産生を抑える効果があります。
そのため、シミの予防や改善にも役立ちます。
ニキビへの効果
アスタキサンチンは肌のターンオーバーを促進し、毛穴の出口を広げる効果があります。
ターンオーバーがスムーズに行われることで、ニキビの予防や改善につながります。
アスタキサンチンを摂取することで、美肌をサポートしましょう!
アスタキサンチンの摂取方法
食品からの摂取
アスタキサンチンは、鮭、エビ、カニ、いくらなどの魚介類に多く含まれています。
これらの食材を積極的に摂取することで、アスタキサンチンを補給できます。
特に紅鮭やサクラエビはアスタキサンチンの豊富な食材です。
これらの食材は、アスタキサンチンを摂取するための良い選択肢ですが、1日の目標量である12mgを摂取するには、これらの食材をたくさん食べる必要があります。
効率的にアスタキサンチンを摂取するために、いくつかの食材を組み合わせて摂ることをおすすめします。
また、アスタキサンチンは赤い食品に多く含まれているため、赤い魚や甲殻類を積極的に取り入れてみてください
サクラエビ: 100gあたり約7.0mg
紅鮭: 100gあたり約2.5~3.7mg
いくら: 100gあたり約2.5~3.0mg
毛ガニ: 100gあたり約1.1mg
甘エビ: 100gあたり約0.99mg
うーん。これを毎日摂るのは、なかなか難しいような気がします。
サプリメントで摂取
アスタキサンチンのサプリメントも市販されています。
サプリメントは摂取しやすく、一定量のアスタキサンチンを確実に摂ることができます。
サプリメントを選ぶ際は、信頼性のあるブランドを選び、指示通りに摂取してください。
外用薬
アスタキサンチンは外用薬としても利用されています。
肌の健康や美容に関心がある方は、外用薬を試してみることも一つの方法です。
わたしが通っている皮膚科では、アスタキサンチン配合ジェルを処方してくれます。
ちょっとお高いので手が出せないのですが・・・気になります。
最適な摂取方法は個人によって異なりますので、自身の健康状態や目的に合った方法を選んでください。
また、医師や専門家に相談することをおすすめします。
アスタキサンチンの副作用や注意する事
現時点では、アスタキサンチンの主な副作用は報告されていません。
アスタキサンチンは天然成分であり、一般的には安全な成分として認識されています。
ただし、以下の点には注意しましょう。
アレルギーがある人!
特に甲殻類アレルギーの方は、アスタキサンチンを摂取する際に注意が必要です。
ただし、アスタキサンチンのサプリメントは、甲殻類由来ではなく、へマトコッカス藻から抽出されているため、甲殻類アレルギーの方も安心して摂取できます。
過剰摂取は当たり前にダメ!
アスタキサンチンの一日の摂取量の上限は決まっていませんが、通常の食事から多量に摂取することは難しいです。
サプリメントを摂取する際は、指示された用量・用法を守って摂取しましょう。
一日に12mg摂取することで、十分な効果を実感できます。
なんでもそうですが、たくさん摂ればいいというものではありません。
過剰摂取には気をつけましょう。
赤色糞便になるかも!
アスタキサンチンを摂取すると、便が赤くなることがありますが、これはアスタキサンチンの成分によるものであり、問題はありません。
アスタキサンチンは腸内フローラのバランスを改善し、活性酸素を除去する役割も果たします。
このように、アスタキサンチンは安全で有益な成分ですが、個人差があるため、摂取前に医師や専門家に相談することをおすすめします。
まとめ
アスタキサンチンが美肌にいい!と知ってから、アスタキサンチンのサプリメントを飲んでいます。
こちらは1粒に11.75mg配合なので、1日の目標量にとても近いです。
粒も大きすぎず、飲みやすいと思います。
食品だとなかなか・・・というか、絶対に1日の目標量を摂れません。
毎日毎日エビやカニを食べる生活なんて、破綻してしまいます(笑)
なのでそこは割り切って、アスタキサンチンに限らず取るのが難しい栄養に関してはサプリメントにがんがん頼っています。
そして気になるのが、アスタキチン配合のジェルです。
今、いろいろやってたスキンケアを最小限にしたいなぁと考えていて、オールインワンジェルの検索に忙しいです。
アスタキサンチンも塗りたいし、トラネキサム酸も塗りたいし、ビタミンCもレチノールも。。。
それをしなきゃいけないくらい、今の自分の顔が、嫌い。
加齢は別として、肌がキレイな頃、どんなスキンケアをしてたっけ?と思い出したいのですが、完全に忘れています。
努力ならいくらでもするから、自分にはこれ!という方法が1発で分かるようになってほしいです。
この悩み過ぎの精神状態も、きっとお肌によくはない。
だがしかし、肌キレイな方が絶対いいから、当たり前に悩んじゃう。
どうにかして、少しずつ改善していくといいなと思います。
毎日、試行錯誤です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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